庭には雑草が生い茂り、寒さを気にすることがなくなってきましたね。僕がドラムを始めたのもちょうどこの季節。大学に入って、初めてドラムセットに触れたころを懐かしく思います。
右も左も分からず、部活の仲間の音楽性をどんどん吸収し、そして楽器を演奏するということがいかに難しく楽しいものなのか、この時期に教えてもらった気がします。
と、思い返していると、やはり僕にとっての転機は1年半前に遡ります。くどいようですが、敬愛するDrummer「Dave Weckl」です。
そもそもは、ロックやポップスのドラムプレイばかりを見ていた僕が伸び悩み、刺激がほしいと漏らしたことに始まります。なんか偉そうな感じですが、部活の仲間はいろいろと資料を用意してくれました。
そのなかに、人体の科学に基づいた奏法を広めるドラムスクール(スクール名は出しませんが、有名なので分かる方多いと思います)がありました。
パワーに頼らず、昔からの伝統的なノウハウを生かし、身体に負荷をかけずに叩く!そして組み合わせで何通りにもフレーズが化け、抑揚のある奥深いドラミングに近づくことができる!
まぁそれなりの鍛錬が必要なのも事実ですが、これらを知らない手はない!!と、毎日のようにWebサイトを開いていました。講習を受けにいったわけじゃありませんが、Webサイトにかなりの量の情報が載っています。
そこにはJazzDrummerがたっくさんいたんですねぇ。。。
僕はJazzというものを聴きはじめるようになったのです。Jazzといっても、初心者でも聴きやすく、それも最近のものばかりなのですが。。。というのも、Jazzという音楽が好きというより、そこで活躍しているドラマーが好きという理由なので、かなり狭い範囲のJazzしか知らないんです。
Dave Wecklはそんななかで惚れこんでしまいました。百聞は一見にしかず!
Dave Weckl BandからThe Zoneです。代表曲ですね。
スティックの色を見てもらえば分かるとおり、この頃はまだ奏法改革以前(直前)です。が、プレイ自体は現在に近いですね。これより以前のWecklはちょいと面倒なので、ここから紹介させていただきます。若々しいころの彼は、「髪が長く、イケイケだった」とだけ。。。
この曲はJazzっぽいというよりかはバックビートなので分かりやすいかと思います。
続いてはこれ
同バンドからSynergy(シナジー)です。
スティックの色から、これは奏法改革後だと分かります。Wecklのスティックは2種類あるのですが、この色はありません。後期のモノのプロトタイプなのでしょうと、勝手に思い込んでいます。
Wecklはラテンのリズムを得意とします。全体的にそれが顕著に表れている曲と感じます。ドラマーの方は是非、「おーすげー・・・」程度ではなく、四肢のコンビネーションや、楽器間の移動に注目してほしいと思います。
最後にこれ
現在のDave Wecklです。
Brecker Brothers Band Reunionから。。。
舞台上を見ると豪華ですねぇ。Randy Brecker、Mike Stern、Will Lee、George Whitty、Dave Wecklです。女性の方は・・・すみません知りません。。。
僕が好きなDave Wecklというのはこの動画のDave Wecklなのだと言えます。曲調とマッチしたプレイやフィルのセンス、手数が多いのにうるさくないところ、なによりソロが素晴らしい!!
と、さわりだけ紹介しましたが、次回はWecklのプレイを分解してみようかと思います。フレーズ研究というより、練習方法な感じですかね。僕も挑戦していますが、なかなかできません。
そんなわけで、またお会いしましょう。。。
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sex telefon (火曜日, 31 10月 2017 21:45)
przyściennica
sekstel (金曜日, 03 11月 2017 20:41)
empirejski